人間ドックと健康診断の違い

人間ドックも健康診断も「現在の健康状態を把握して、病気の早期発見と健康を保持する」という目的は同じです。健康診断は労働安全衛生法で一年毎に一回以上定期的に行う事が義務付けられていますが、人間ドックには法的な定義はありません。人間ドックは健康診断に比べ検査項目がより専門的になり、検査の種類も多くなります。そのために総合的な判断ができるために、病気の早期発見の可能性は高くなります。

健康診断の費用は会社負担や自治体の制度を利用すれば自己負担は少なくて済みますが、人間ドックは任意の受診なので健康保険の適用外となります。健康診断は比較的拘束時間は短く、血液検査、尿検査の値から糖尿病や高脂血症など生活習慣病のリスクの有無と心臓、肺の異常の発見が主な目的で行われます。人間ドックでは基礎検査項目だけでは網羅出来ない疾患や発見が難しい疾患にも対応するために、追加のオプショナル検査を実施することでより精度の高い検査を受ける事が出来ます。例えばガンの早期発見のための腫瘍マーカーやPET検査や胸部レントゲンだけでは見逃してしまう肺の異常をCT検査で肺の断面を撮影して早期肺癌や肺気腫を調べます。

MRIやCTの画像で脳梗塞などを調べたり頚動脈音波検査で動脈硬化のリスクが調べられます。ドックにかかる時間も半日コースから一泊二日コースまであり費用も2、3万円から10万円を超えるものまであります。自分の年齢や既往症、家族の病歴などを考慮してどこまで精密な検査を受けるか決めましょう。

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