初潮、出産、閉経など、女性は一生の中で、婦人科系の病院へかかることがよくあります。生理は誰でもきますがストレスや体調などによって、正常な周期でこないことがあります。さらに生理前特有のいらいらなどの不調などにも悩まされ、かかりつけの婦人科があればすぐに受診できるので安心ですが、意外に女性は婦人科に行きなれていない人が多く見受けられます。男性医師に抵抗があるとか、内診、診察内容に恐怖感を覚えたり、ちょっとした不調があっても受診せずに我慢してしまうことがよくあります。
がん検診についても、最近では子宮頸がんが増えてきているので、ワクチンをあらかじめ打って予防するようになりました。しかしこの予防注射にも後遺症の問題があって、必ずしも打ったので子宮頸がんにはなる可能性が低くなるともいえなくなりました。がんになる人が年々増えているのに、予防するためのがん検診があまり普及しておらず、自覚症状がでて病院へ行ってみてもらったら、かなりがんがかなり進行していて手をつけられない、ということにもなりかねません。そのため自分の体は自分で守ると自覚し、がん検診を積極的に受け、早期発見、早期治療を心がけたいものです。
10代から子宮がん検診は推奨され、子宮頸部の検査をするのが一般的です。しかし最近、子宮体がんになる人が増えてきており、閉経前後になったら子宮体がんの検査をしておくほうが安心です。痛みや出血があるため敬遠されがちですが、ぜひ受診しておきたいものです。